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トップセールスマンに共通するのは、フットワークが軽いことです。ここでは、トップセールスマンを目指すときに必須の素養であるフットワークの軽さを身につけるコツを紹介します。フットワークが重いと感じているなら、ぜひ参考にしてください。
「フットワークが軽い」というと、どこにでもすぐに行くイメージがあるかもしれませんが、仕事で必要なフットワークの軽さとは、「すぐにレスポンスする」という意味があります。呼び出されたらすぐに行けるなら、もちろんそれがベストかもしれませんが、いつも実際に動けるわけではありません。しかし、電話がかかってきたときに出られなかったらすぐに折り返す、メールで質問が来たらすぐに返信するといったことはできるでしょう。このように、顧客のコンタクトに対してすぐにレスポンスできると、信頼されるようになります。
もちろん、より良いのは、顧客のオフィスに頻繁に足を運ぶこと。レスポンスではなく、こちらから積極的に出向くことで、わざわざ伝えるほどでもないような小さな意見や相談を拾うことができます。こうした積み重ねが信頼につながり、味方を増やすことが可能です。味方が多いほど、仕事ができる営業マンになります。
フットワークの軽さの大きなメリットに、PDCAのサイクルが早くなるというものがあります。実際に行動してみると、そのやり方の結果が出ます。結果を元に検証して次の行動を決めるため、行動しなくては始まりません。PDCAは何度も回すことが重要です。回数を経るごとに、精度が高まり、業務効率もアップします。フットワークが軽いと、結果が出るまでがスピーディです。PDCAを高速で回せるようになり、結果として、成功が増えます。
小手先ではありますが、フットワークが軽いと思われるテクニックとして、アポイントを顧客のオフィスの近くにいるときに取るというものがあります。電話をかけて会うという意向が確認できたら、「今近くにいるから5分以内にお伺いします」と伝えると、フットワークが軽い営業マンという印象づけが可能です。
フットワークが軽いと思ってもらえると、頼りにされやすく、業務上の困りごとなどをよく相談してもらえるようになります。この「何気ない相談」の中にビジネスチャンスが転がっていることが多いものです。わざわざ出向いて電話をかけた結果、今はオフィスにいないなど断られることもあるかもしれません。非効率に感じるかもしれませんが、多少非効率でも、「フットワークが軽い営業マン」と思ってもらえることに、大きな意義があります。
フットワークが重くなりがちな人の特徴に、完璧主義があります。最初から成功させようとするから、じっくり考えて、「これで上手くいく」と確信が得られてからやっとスタートを切るというタイプです。上手くいけばいいのですが、上手くいかなければ、無駄に時間が過ぎてしまいます。じっくり考えるより、まずは行動してみて上手くいく方法を探るというやり方が効率的です。
本格的にスタートする前に、「プレスタート」を切るのが、フットワークの軽い人の特徴。プレスタートしてみて、良かったら本当にスタートします。改善点が見つかれば改善しながら、本格スタートを目指すのです。PDCAを回すことにもつながります。完璧主義をやめて、「プレ」でやってみる習慣をつけると、フットワークが軽くなり、トップセールスマンに一歩近づけます。
トップセールスマンに必要な要素に、フットワークの軽さがあります。フットワークが軽い営業マンは、顧客に信頼されることはもちろん、社内外に味方を作ることが可能です。完璧を目指すのではなく、「まずはやってみよう!」の精神で、フットワークの軽い営業マンを目指しましょう。
THREE SELECTIONS
多くの営業組織で共通して見られるボトルネックは「教育」「資料」「プロセス」の3領域に整理できます。
以下では、それぞれの課題における代表的な解決アプローチとして、3つのツールをご紹介します。

商談をAIが数値で“見える化”
営業の改善点が
一目でわかる
<課題>
新人が多い組織では、商談をリアルタイムで確認できず、育成はOJT任せになりがちです。
<解決の仕組み>
エンSXセールスアナリティクスは商談録画の内容と質をAIがスコア化。
数値をもとにプロ講師が指導することで、個々の改善点を客観的に自覚できます。
この手法で組織変革を進めたエンの売上は4倍に成長※。「AI解析 × プロ講師の指導」で
新人でも短期間で成果を出せる営業体制を実現します。

資料の一元管理とログ活用で、
提案の“ばらつき”を
整える
<課題>
商材や顧客に応じて提案資料が複雑化する現場では、資料の保存・更新が属人化し、管理や品質のムラが課題になる傾向があります。
<解決の仕組み>
Sales Docは、提案資料の最新版や実績資料を一元管理し、チームで迷わず活用できる環境を提供。
過去の提案や成果資料も検索・再利用できるため、手戻りや属人化を防ぎ、提案の均質化を実現します。

進捗・KPIを見える化。
必要なアクションが
ひと目でわかる営業体制に
<課題>
営業プロセスが属人化し、商談の停滞要因や業務の優先順位が見えにくい現場は少なくありません。
<解決の仕組み>
SALESCOREはCRMに蓄積された営業データをもとにフェーズごとの進捗やKPIを色分けして可視化。
停滞や漏れを早期発見し、次の行動をチーム全体で共有することで、“感覚”ではなく“根拠”に基づいて動ける営業組織を実現します。
※参照元:エン(https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/26972.html)2014年からの5年間