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トップセールスマンは、無駄な残業をしません。仕事を早く終えることが信頼感にもつながっています。では、トップセールスマンはどのように仕事を早く終わらせているのでしょうか。ここでは、仕事が早い人の特徴と仕事を早くするコツを紹介します。
仕事が早い人は、効率化を意識しています。同じ作業でも、日々スピードアップするように意識することで、効率化が可能です。また、重複する作業を一から行わず、省略できる作業は徹底的に省略していきます。たとえば、議事録を作成する際、フォーマットを作っておけば、毎回最初から作成する必要がありません。「どうすればこの作業を効率化できるか」といった意識を持ち、効率化に貪欲な人は、仕事が早い傾向があります。
仕事が遅くなる原因のひとつは、「悩む時間」です。分からないことを自分で悩んでいると、仕事の着手までに時間がかかってしまいます。分かる人に確認すれば、数秒で終わるかもしれません。一度確認したことは、次回からは確認せずにできるでしょう。また、分からないことを確認する際、的確な質問ができるかどうかも仕事のスピードに影響します。要領を得ない質問だと、複数回の確認が必要になり非効率です。ポイントを押さえた質問をすることと同時に、相手が答えやすいように質問することも意識しましょう。
仕事が早い人は、後回しせずにすぐに着手するという特徴もあります。後回しにすると、二度手間になることが少なくありません。たとえば、メールの返信を後回しにした場合、いざ返信しようとしたときにはすでに内容を忘れているでしょう。再度メールの内容を確認してから返信することになります。最初に見たときに返信していれば、再確認の時間を削減できたはず。仕事を後回しにせず、確認作業の時間を減らすことができれば、それだけでも仕事が早く終わります。
ECRSは、業務効率化のためのフレームワークです。「Eliminate(排除:取り除く)」「Combine(結合:つなげる)」「Rearrange(交換:組み替える)」「Simplify(簡素化:単純にする)」の順番で対応策を検討していきます。この業務が本当に必要かを考え、廃止できる仕事は排除し、重複している作業を一つにまとめます。排除や結合が難しい場合は、作業順番を組み替えて効率化できないか検討しましょう。最後に、それぞれの業務をシンプルにできないか検討します。この流れで業務内容を見直すことで、仕事が早くなります。
目の前のタスクだけに追われている状況では、仕事が後手に回りやすく、効率化とは程遠くなります。受注に結び付きそうな顧客ばかりを追いかけてしまうと、長い目でみたときの有望な見込み客を後回しにして、せっかくのチャンスまで逃してしまいかねません。全体のスケジュールを管理して、押さえるべき時間と空いた時間を把握しておけば、空いた時間にセミナーへ参加する余裕も生まれます。
仕事を早くするための整理整頓には、「タスクの整理」と「物の整理」があります。まずは、仕事量を正確に把握しておくことが大切です。どんなタスクがどれだけあるかを把握して、タスクの優先順位やスケジュールを整理します。さらに、身の回りの物の整理を心掛けましょう。机やカバンの中は整理されているでしょうか。仕事をしている中で、意外と多いのが探し物をする時間です。整理整頓をすることで、物を探す時間を削減できます。
効率を意識して仕事に取り組めば、時間に余裕ができます。できた余裕こそ、成績アップのカギです。新規顧客とのコミュニケーションの時間や勉強の時間に充てられます。トップ営業マンは仕事が早い人が多いです。仕事を効率化して、信頼される営業マンになりましょう。
THREE SELECTIONS
多くの営業組織で共通して見られるボトルネックは「教育」「資料」「プロセス」の3領域に整理できます。
以下では、それぞれの課題における代表的な解決アプローチとして、3つのツールをご紹介します。

商談をAIが数値で“見える化”
営業の改善点が
一目でわかる
<課題>
新人が多い組織では、商談をリアルタイムで確認できず、育成はOJT任せになりがちです。
<解決の仕組み>
エンSXセールスアナリティクスは商談録画の内容と質をAIがスコア化。
数値をもとにプロ講師が指導することで、個々の改善点を客観的に自覚できます。
この手法で組織変革を進めたエンの売上は4倍に成長※。「AI解析 × プロ講師の指導」で
新人でも短期間で成果を出せる営業体制を実現します。

資料の一元管理とログ活用で、
提案の“ばらつき”を
整える
<課題>
商材や顧客に応じて提案資料が複雑化する現場では、資料の保存・更新が属人化し、管理や品質のムラが課題になる傾向があります。
<解決の仕組み>
Sales Docは、提案資料の最新版や実績資料を一元管理し、チームで迷わず活用できる環境を提供。
過去の提案や成果資料も検索・再利用できるため、手戻りや属人化を防ぎ、提案の均質化を実現します。

進捗・KPIを見える化。
必要なアクションが
ひと目でわかる営業体制に
<課題>
営業プロセスが属人化し、商談の停滞要因や業務の優先順位が見えにくい現場は少なくありません。
<解決の仕組み>
SALESCOREはCRMに蓄積された営業データをもとにフェーズごとの進捗やKPIを色分けして可視化。
停滞や漏れを早期発見し、次の行動をチーム全体で共有することで、“感覚”ではなく“根拠”に基づいて動ける営業組織を実現します。
※参照元:エン(https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/26972.html)2014年からの5年間