公開日: |更新日:
Google Meetには、「字幕表示機能」と「文字起こし機能」が搭載されています。ただし使用する前にあらかじめ覚えておきたいのが、「文字起こし機能は日本語には対応していない」という点です(2023年9月現在)。ちなみに、字幕表示機能は2022年にベータ版として日本語にも対応するようになっています。
以上のことから日本語での字幕表示は可能となっているものの、日本語で会話した内容を文字起こししようとすると、「音が似た英語」または「ローマ字」での変換となってしまう点には注意が必要です。
以上から、議事録などを作成するために日本語の文字起こしをしようとする場合、Google Meet単体では対応ができないことから、別途ツールを使用する必要があるという点はあらかじめ認識しておきましょう。
Google Meetで日本語を文字起こししようとする場合には、拡張機能として用意されている「こえもじ」を使うことで対応できるようになります。この「こえもじ」は、Google Meetの音声をリアルタイムでテキスト化できる機能となっています。テキスト化された文章は画面下部に表示されるため、会議に参加している全員が閲覧できるようになります。
また、このときに文字起こしされたテキストは会議終了後にダウンロードでき、そのデータを利用して議事録の作成ができる点も「こえもじ」を活用するメリットといえるでしょう。この「こえもじ」はGoogleアカウントを持っている人であれば誰でも利用可能。利用する場合には拡張機能の追加を行っておきましょう。
会議の内容をテキスト化し、後から議事録を作成するために「こえもじ」を活用したい場合にはいくつか注意点があります。
まずは、「ファイルをダウンロードしてからGoogle Meetを終了させる」という点です。もしテキスト化された内容をダウンロードしないままGoogle Meetを終了させてしまった場合には、文字起こしファイルのダウンロードができなくなってしまいますので、うっかりダウンロード前に終了させないように注意しましょう。
また、会議中にチャット機能を使用した場合には、そのチャットで記入されたテキストがダウンロードに含まれるという点も注意しておきたい部分です。さらにチャットで記入した文字も字幕として表示されるため、混乱を招く可能性もあります。
加えて、企業によってはセキュリティの観点から拡張機能の追加を許可していないところもあります。そのため「こえもじ」を追加しようとする場合には自社で拡張機能が追加できるかをあらかじめ確認しておくことがおすすめです。
ここまで、Google Meetで議事録を作成する方法や注意点などについてご紹介してきました。拡張機能を使用することによって議事録作成ができますが、もっと手軽に作成をしたいと考える方もいるでしょう。このような場合には「議事録ツール」の使用がおすすめです。議事録ツールの使用により下記のようなメリットが得られます。
議事録ツールの使用により、「文字起こし」「画面の録画」「議事録の作成・修正・共有」までの1つのツールで行えるようになる点が大きなメリットといえるでしょう。そのため、会議ツールとしてGoogle Meetを使用している場合でも、議事録ツールを併用することによって議事録の作成や共有に至るまでスムーズに進められるようになります。
議事録ツールを導入するメリットとして、「文字起こしの精度が高い」という点も挙げられます。近年提供されている議事録作成ツールには、AIを活用しているものも多く、学習することによってより精度を上げられます。
加えて、ツールの中には固有名詞や専門用語の登録機能を備えているものもあります。自社で専門用語を多く使用する場合には、このような機能を活用することによってさらに文字起こしの精度を上げられるでしょう。
議事録ツールには、作成後の議事録を簡単に共有できる機能を備えているものが多くあります。URLの共有を行うことによって他の人と議事録の共有が可能となります。さらに文字起こしされたテキストの修正も簡単に行えるため、議事録作成の手間を削減できる点も議事録ツールを導入した際に得られるメリットといえるでしょう。
THREE SELECTIONS
多くの営業組織で共通して見られるボトルネックは「教育」「資料」「プロセス」の3領域に整理できます。
以下では、それぞれの課題における代表的な解決アプローチとして、3つのツールをご紹介します。

商談をAIが数値で“見える化”
営業の改善点が
一目でわかる
<課題>
新人が多い組織では、商談をリアルタイムで確認できず、育成はOJT任せになりがちです。
<解決の仕組み>
エンSXセールスアナリティクスは商談録画の内容と質をAIがスコア化。
数値をもとにプロ講師が指導することで、個々の改善点を客観的に自覚できます。
この手法で組織変革を進めたエンの売上は4倍に成長※。「AI解析 × プロ講師の指導」で
新人でも短期間で成果を出せる営業体制を実現します。

資料の一元管理とログ活用で、
提案の“ばらつき”を
整える
<課題>
商材や顧客に応じて提案資料が複雑化する現場では、資料の保存・更新が属人化し、管理や品質のムラが課題になる傾向があります。
<解決の仕組み>
Sales Docは、提案資料の最新版や実績資料を一元管理し、チームで迷わず活用できる環境を提供。
過去の提案や成果資料も検索・再利用できるため、手戻りや属人化を防ぎ、提案の均質化を実現します。

進捗・KPIを見える化。
必要なアクションが
ひと目でわかる営業体制に
<課題>
営業プロセスが属人化し、商談の停滞要因や業務の優先順位が見えにくい現場は少なくありません。
<解決の仕組み>
SALESCOREはCRMに蓄積された営業データをもとにフェーズごとの進捗やKPIを色分けして可視化。
停滞や漏れを早期発見し、次の行動をチーム全体で共有することで、“感覚”ではなく“根拠”に基づいて動ける営業組織を実現します。
※参照元:エン(https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/26972.html)2014年からの5年間