公開日: |更新日:
セールスイネーブルメントツールは、営業プロセスの可視化やナレッジ共有に役立ちます。ここでは、セールスイネーブルメントツールの選び方や、定着に向けたポイントをご紹介します。
セールスイネーブルメントツールは種類が豊富で、多様な機能を備えています。
コンテンツの作成・管理はもちろん、ナレッジ共有や営業プロセスの可視化も実現できます。
次のような状況に当てはまる企業は、セールスイネーブルメントの導入が効果的です。
セールスイネーブルメントツールはナレッジ・ノウハウを共有したり、教育プログラムを作成したりできます。組織全体のレベルが底上げされるため、属人化の解消に寄与します。
属人化解消に適しているのは、ナレッジ共有やコンテンツ作成・管理が可能なツールです。社員のスキル向上も必要なため、営業プロセスを可視化できるツールも適しています。
資料やコンテンツをセールスイネーブルメントツールに集約することで、ナレッジを蓄積し、組織全体で共有できる体制が整います。ナレッジの体系化や、教育研修・マネジメントへの活用も可能です。
ナレッジの蓄積・共有に向いているのは、コンテンツの作成・管理が可能なツールです。コメントやメモ機能を備えたものなど、情報共有に強みを持つツールも適しています。
セールスイネーブルメントツールによっては、営業プロセスを可視化できます。現在の状況や過去の営業結果などを確認できるため、課題の洗い出しと改善策の検討が可能になります。
営業プロセス改善が必要な場合、営業活動を記録可能なツールを選びましょう。商談を効率化させるために、商談準備の効率化や工数削減が可能なツールも向いています。
セールスイネーブルメントツールによっては、商談内容の書き起こしや記録が可能です。実際の会話内容を確認できるため、社員一人ひとりへのフィードバックや改善提案が可能になります。継続して改善に取り組むことで、成約率向上に繋がるでしょう。
成約率を高めたい場合は、商談内容を自動で記録・分析できるツールが適しています。書き起こし機能があれば、商談内容の書き起こし作業も不要になります。
セールスイネーブルメントを社内に定着させたい場合、導入の目的を明確にしておきましょう。目的があいまいでは、組織内の意識が醸成せず、導入効果が薄れるおそれがあります。目的が明確になったら社員に周知し、課題解決に向けてツール選びを始めましょう。
ツールを選定したら、テスト導入で効果を検証しましょう。導入前後の業績や社員の意識の変化を適切に評価することが重要です。本格導入後は、継続的な運用と改善に取り組み、必要に応じて社員へのフィードバックやフォローも欠かさないようにしましょう。
THREE SELECTIONS
多くの営業組織で共通して見られるボトルネックは「教育」「資料」「プロセス」の3領域に整理できます。
以下では、それぞれの課題における代表的な解決アプローチとして、3つのツールをご紹介します。

商談をAIが数値で“見える化”
営業の改善点が
一目でわかる
<課題>
新人が多い組織では、商談をリアルタイムで確認できず、育成はOJT任せになりがちです。
<解決の仕組み>
エンSXセールスアナリティクスは商談録画の内容と質をAIがスコア化。
数値をもとにプロ講師が指導することで、個々の改善点を客観的に自覚できます。
この手法で組織変革を進めたエンの売上は4倍に成長※。「AI解析 × プロ講師の指導」で
新人でも短期間で成果を出せる営業体制を実現します。

資料の一元管理とログ活用で、
提案の“ばらつき”を
整える
<課題>
商材や顧客に応じて提案資料が複雑化する現場では、資料の保存・更新が属人化し、管理や品質のムラが課題になる傾向があります。
<解決の仕組み>
Sales Docは、提案資料の最新版や実績資料を一元管理し、チームで迷わず活用できる環境を提供。
過去の提案や成果資料も検索・再利用できるため、手戻りや属人化を防ぎ、提案の均質化を実現します。

進捗・KPIを見える化。
必要なアクションが
ひと目でわかる営業体制に
<課題>
営業プロセスが属人化し、商談の停滞要因や業務の優先順位が見えにくい現場は少なくありません。
<解決の仕組み>
SALESCOREはCRMに蓄積された営業データをもとにフェーズごとの進捗やKPIを色分けして可視化。
停滞や漏れを早期発見し、次の行動をチーム全体で共有することで、“感覚”ではなく“根拠”に基づいて動ける営業組織を実現します。
※参照元:エン(https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/26972.html)2014年からの5年間