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営業力を強化するためには、人材育成が必須です。営業職の人材育成にはどのような方法があるのでしょうか?
全体研修が終わると、新入社員に対して配属先ではOJTが行われます。OJTでは先輩社員から顧客の引き継ぎを受けたり、実際の商談に参加したりして、営業としての経験を積んでいきます。
営業の知識や経験を積んでいく中で、新入社員にはフィードバックを通して、改善点や反省点を見つけさせることで、自分で考える習慣づけを行います。
OFF-JTでは、現場を離れて営業に必要な知識やスキルを座学で学びます。営業活動は現場で経験を積むことが大切、と考える方も多いと思いますが、事前知識なしに成果を出すことはできません。
営業のノウハウやスキルを身につけた上で、現場での営業活動に落とし込んでいくことが大切です。
ロープレでは、商談の場面を想定した疑似場面で、自分の役割を演じることで必要なスキルを身につけます。
商談でのコミュニケーションの取り方や商品説明のやり方など、第三者の視点から確認してもらうことで、改善点を見つけていきます。ロープレ最大のメリットは、アドバイスや改善点を踏まえて、何度でもやり直せる点です。
人材育成の時間を捻出するためには、営業支援ツールを活用することがおすすめです。
しかし、多くの企業が営業支援ツールを利用していますが、上手く活用できていない現状があります。営業支援ツールは人材の育成だけでなく、成果を出した商談プロセスを共有して、営業力の強化のためにも活用できます。
営業の人材育成に活用できる考えとして、セールスイネーブルメントという取り組みがあります。セールスイネーブルメントとは、企業の営業力の底上げを目的に、営業組織を強化・改善する一連の取り組みのことです。
セールスイネーブルメントには、ツールによって、研修の効果検証を可視化する機能など、効率的な人材育成をサポートする機能が実装されています。
セールスイネーブルメントに取り組む企業は、取り組みのない企業に比べ、営業予算達成率が10.6%、営業成約率が約6.6%高いことが明らかになっています(※)。
成果を出す組織をつくれるセールスイネーブルメントを実現するために重要なのは、自社の課題をしっかり把握し、それに合わせた対策を打つこと。
このサイトでは「トップ営業マンに頼りがち」「新人が育たない」「研修の効果を把握できない」といった課題を解決する仕組みづくりやツールを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
THREE SELECTIONS
多くの営業組織で共通して見られるボトルネックは「教育」「資料」「プロセス」の3領域に整理できます。
以下では、それぞれの課題における代表的な解決アプローチとして、3つのツールをご紹介します。

商談をAIが数値で“見える化”
営業の改善点が
一目でわかる
<課題>
新人が多い組織では、商談をリアルタイムで確認できず、育成はOJT任せになりがちです。
<解決の仕組み>
エンSXセールスアナリティクスは商談録画の内容と質をAIがスコア化。
数値をもとにプロ講師が指導することで、個々の改善点を客観的に自覚できます。
この手法で組織変革を進めたエンの売上は4倍に成長※。「AI解析 × プロ講師の指導」で
新人でも短期間で成果を出せる営業体制を実現します。

資料の一元管理とログ活用で、
提案の“ばらつき”を
整える
<課題>
商材や顧客に応じて提案資料が複雑化する現場では、資料の保存・更新が属人化し、管理や品質のムラが課題になる傾向があります。
<解決の仕組み>
Sales Docは、提案資料の最新版や実績資料を一元管理し、チームで迷わず活用できる環境を提供。
過去の提案や成果資料も検索・再利用できるため、手戻りや属人化を防ぎ、提案の均質化を実現します。

進捗・KPIを見える化。
必要なアクションが
ひと目でわかる営業体制に
<課題>
営業プロセスが属人化し、商談の停滞要因や業務の優先順位が見えにくい現場は少なくありません。
<解決の仕組み>
SALESCOREはCRMに蓄積された営業データをもとにフェーズごとの進捗やKPIを色分けして可視化。
停滞や漏れを早期発見し、次の行動をチーム全体で共有することで、“感覚”ではなく“根拠”に基づいて動ける営業組織を実現します。
※参照元:エン(https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/26972.html)2014年からの5年間