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商談動画をナレッジ化するメリットや、共有すべき内容などを解説していきます。
商談動画からは、研修だけでは習得できない実践的なノウハウを得ることができます。
ベテラン営業パーソンたちのさまざまなやりとりや伝え方が、実際の商談を通して目にすることができるため、若手層の営業パーソンはより具体的・実践的な例示として勉強することが可能。
ナレッジ化することで、人材育成のPDCAサイクルが回るようになり、営業組織を強くすることが可能となります。
「できる営業パーソン」は、商談の準備・実際の商談・商談後の顧客対応など、常に忙しく過ごしています。そのため、「新人や若年層に自分の営業ノウハウを教える時間がない」傾向にあります。
ですが優秀な営業パーソンだからこそ、ナレッジが共有されることで営業部門が底上げられ、属人化の防止につながります。
そこで営業部門全体にナレッジ化するメリットを提示し、周知することが大切です。
商談ナレッジを共有する場を定例にするのもおすすめです。
定例にすることで忙しい営業パーソンでもナレッジ化のタイミングを逃しませんし、積極的に取り組んでくれるでしょう。
すぐに実践できる一例として、毎月行われる営業会議で「ナレッジ共有タイム」を設けること。チーム全体で認識しておけば、作業に取り掛かりやすくなりますね。
「この話をしたら、商品に興味を持ってもらえた」「いつもこれを言うとクロージングがうまくいく」、また「これを言ってしまったがためにお客様を不快にさせてしまった」など、反応が良かった・悪かったセールストークを共有するのは、商談において非常に有効です。
提案資料作り業務は非常に工数がかかるものです。営業部内で共有することで、以前提案に役立ったデータなどが参考となり、本来かかるはずだった工数を減らせたり、提案力の底上げになったりというメリットがあります。
顧客情報は常に最新でなくてはなりません。そのため新しくヒアリングできた顧客情報や顧客に関連する業界、市場の情報などといった内容は、営業部門全体でしっかり共有しておく必要があります。
受注に至った要因はもちろん、残念ながら失注してしまった要因でも、今後の営業活動につながる貴重な情報となります。共有化することによって、その情報を目にしたほかの人から有用なアドバイスをもらえる可能性もありますね。
オンライン商談をおこなう際は、商談に特化した専用ツールが必要です。
多くのツールには映像や音声、資料を共有する機能をはじめさまざまな機能が備わっていますが、やはり商談を録画できる機能があれば、振り返って改善点を探したり新人教育に使ったりなど、活用できることが多くあります。
THREE SELECTIONS
多くの営業組織で共通して見られるボトルネックは「教育」「資料」「プロセス」の3領域に整理できます。
以下では、それぞれの課題における代表的な解決アプローチとして、3つのツールをご紹介します。

商談をAIが数値で“見える化”
営業の改善点が
一目でわかる
<課題>
新人が多い組織では、商談をリアルタイムで確認できず、育成はOJT任せになりがちです。
<解決の仕組み>
エンSXセールスアナリティクスは商談録画の内容と質をAIがスコア化。
数値をもとにプロ講師が指導することで、個々の改善点を客観的に自覚できます。
この手法で組織変革を進めたエンの売上は4倍に成長※。「AI解析 × プロ講師の指導」で
新人でも短期間で成果を出せる営業体制を実現します。

資料の一元管理とログ活用で、
提案の“ばらつき”を
整える
<課題>
商材や顧客に応じて提案資料が複雑化する現場では、資料の保存・更新が属人化し、管理や品質のムラが課題になる傾向があります。
<解決の仕組み>
Sales Docは、提案資料の最新版や実績資料を一元管理し、チームで迷わず活用できる環境を提供。
過去の提案や成果資料も検索・再利用できるため、手戻りや属人化を防ぎ、提案の均質化を実現します。

進捗・KPIを見える化。
必要なアクションが
ひと目でわかる営業体制に
<課題>
営業プロセスが属人化し、商談の停滞要因や業務の優先順位が見えにくい現場は少なくありません。
<解決の仕組み>
SALESCOREはCRMに蓄積された営業データをもとにフェーズごとの進捗やKPIを色分けして可視化。
停滞や漏れを早期発見し、次の行動をチーム全体で共有することで、“感覚”ではなく“根拠”に基づいて動ける営業組織を実現します。
※参照元:エン(https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/26972.html)2014年からの5年間