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オンライン商談を行う際は、オフラインとはまた違った大切なポイントがあります。円滑な商談の進行に必要なポイントをご紹介していきます。
商談の成約率を上げるためには、やみくもにトレーニングすればいいというわけではありません。
的確なフィードバックを基に、各営業パーソンの真の課題を見極めて改善していく必要があります。そのため、本気で営業成約率を上げに行くなら、フィードバックする側の着眼点の鋭さがカギとなるのです。
営業パーソンにとって大切なのは、「クライアントに対する敬意」をしっかり示すこと。最も基礎的な敬意の示し方が「言葉遣い」です。
新人の場合は特に、基本的な敬語表現に乱れが散見される場合があります。たとえ社会人経験が長くても、「させていただく」を連呼して周りくどい表現になっていたり、二重敬語を使っている場合もあります。
自分では気づかないケースも多いため、かならずフィードバックしてあげましょう。
先述した「言葉遣い」をよくしても、声が小さかったりトーンが落ちていたり、テンポが悪かったりすると、画面越しでは伝わりにくくなります。
こうした話し手から聞き手に伝達される、言語以外の情報を「パラランゲージ」と呼び、笑い声や相槌なども含まれます。
オンライン営業では顔や表情などが小さな画面に表示されるため、営業マンのパラランゲージはオフライン以上に工夫や訓練をする必要があります。
営業ロープレは全営業マンのスキルアップに有効です。 新人・ベテラン関係なく、オンライン商談は慣れていないことの方が多く、成功イメージはできていても実践ではなかなか上手くできない、ということも。
また、ロープレでチェックすることで、自分自身の課題を理解し、改善することが可能です。 実際の現場になるべく近い環境で行うと、営業スキルをより洗練させることができるでしょう。
オンライン商談で成約率を上げるための工夫や訓練は、個々で試行錯誤するよりお互いに学び合った方がより効率的です。
そのためには実際に行ったオンライン商談の結果を共有し、具体的な例示として参考にするのが良いでしょう。
また、文字データの方が音声を聞き返すより振り返りがしやすいです。ですが人が文字に起こすのには時間がかかります。
こうした点を改善できるのが、「商談文字起こしツール」。会議や打ち合わせの内容を、自動でテキスト化してくれるツールです。活用することで時間や作業を短縮することができます。
営業課題は複雑に絡み合うことも多く、「どこから着手すべきか」見極めることが成果への第一歩。
本メディアは、多くの営業組織が抱える教育・資料管理・プロセス管理の課題に対して、効果的なツールを紹介しています。課題改善に適したツールを知りたい方は要注目です。
THREE SELECTIONS
多くの営業組織で共通して見られるボトルネックは「教育」「資料」「プロセス」の3領域に整理できます。
以下では、それぞれの課題における代表的な解決アプローチとして、3つのツールをご紹介します。

商談をAIが数値で“見える化”
営業の改善点が
一目でわかる
<課題>
新人が多い組織では、商談をリアルタイムで確認できず、育成はOJT任せになりがちです。
<解決の仕組み>
エンSXセールスアナリティクスは商談録画の内容と質をAIがスコア化。
数値をもとにプロ講師が指導することで、個々の改善点を客観的に自覚できます。
この手法で組織変革を進めたエンの売上は4倍に成長※。「AI解析 × プロ講師の指導」で
新人でも短期間で成果を出せる営業体制を実現します。

資料の一元管理とログ活用で、
提案の“ばらつき”を
整える
<課題>
商材や顧客に応じて提案資料が複雑化する現場では、資料の保存・更新が属人化し、管理や品質のムラが課題になる傾向があります。
<解決の仕組み>
Sales Docは、提案資料の最新版や実績資料を一元管理し、チームで迷わず活用できる環境を提供。
過去の提案や成果資料も検索・再利用できるため、手戻りや属人化を防ぎ、提案の均質化を実現します。

進捗・KPIを見える化。
必要なアクションが
ひと目でわかる営業体制に
<課題>
営業プロセスが属人化し、商談の停滞要因や業務の優先順位が見えにくい現場は少なくありません。
<解決の仕組み>
SALESCOREはCRMに蓄積された営業データをもとにフェーズごとの進捗やKPIを色分けして可視化。
停滞や漏れを早期発見し、次の行動をチーム全体で共有することで、“感覚”ではなく“根拠”に基づいて動ける営業組織を実現します。
※参照元:エン(https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/26972.html)2014年からの5年間